『ペダルの踏み間違い』は隣接して設置されている“踏み間違い易い状態”のアクセルペダルとブレーキペダルを片足だけで操作することで起きます。
つまり、「根本原因は車両側にあり、運転者が“引き金”を引くことで踏み間違いが起きる。」ということです。
ペダルの踏み間違いを起こす“運転姿勢の崩れ”(不適正な姿勢・動作・ポジション)を4つのパターンにして表示します。
尚、各パターンについての説明と予防策などについてはHPの『ペダルの踏み間違い』の頁で詳しく説明します。是非、ご参照下さい。
『ペダルの踏み間違い』が起きる瞬間の模式図
(4パターンに大別)
模式図概略説明
・左端の図
姿勢の崩れによって、脚部が左傾倒した為にブレーキペダルの上の足先を支点にして踵が右側にズレ(回転)て、アクセルペダルが踏まれることを表しています。
左尻に体重が載る姿勢の時に踏み間違いが起きることがあります。
・左から2番目の図
アクセルペダルの右側に踵がある為、ブレーキを踏もうとしても足先がペダルに届かず、アクセルペダルを二度踏みしていることを表しています。運転席の左端に座った場合や体幹が右斜め前方に向いている時に踏み間違いが起きることがあります。
・左から3番目の図
姿勢の崩れによって、膝と右足が傾倒した為、ブレーキを踏もうとしても足先がペダルに届かず、アクセルペダルを二度踏みしていることを表しています。右尻に体重が載る姿勢の時に踏み間違いが起きることがあります。
・右端の図
ブレーキを踏んで一時停止している際、踵を支点に足先がズレて(回転して)アクセルを踏んでしまうことを表しています。料金支払い機を利用するときなど上半身を窓から乗り出すような動作によって踏み間違いが起きることがあります。