(HPの1頁より抜粋)
『ペダルの踏み間違い』が起きる『不適切な運転姿勢』の模式図一覧
ペダルの踏み間違いは何故起きるのか、原因やメカニズムがわからなければ予防することはできません。
研究者や研究機関の多くは、公開されている踏み間違い事故に関するデーターを分析して原因を究明しようとしていますが、はっきり言ってこの方法では成果は上がりません。
何故ならば、公開されているデーターは、ペダルの踏み間違いの原因やメカニズムを解き明かすために必要不可欠な項目についてのデーターが無い為です。
★『ペダルの踏み間違いによる事故』の原因究明の為に必要不可欠なデーターとは(例)
・踏み間違いが起きた時、脚部が左右に傾倒していたか否か
・運転席の中央に体幹を前方へ向けて座っていたか否か
・靴底やフロアーマットが滑りやすいものだったか否か
・踵を床に付けずにブレーキを踏む習慣があったか否か
・腰痛や脊柱側弯などで運転姿勢が崩れやすかったか否か
・足首の柔軟性の良し悪しやO脚か否か
・座席とペダルの距離が適正であったか否か
・足のサイズ 等
このようなデーターが全くない状況では、いくら既存のデーターを分析しても結果は出ません。方法が間違っているのです。
私は自らの『ペダルの踏み間違い』の経験によって、現在のAT車のペダル様式では“不適切な運転姿勢や動作“が引き金になって右足の位置や傾きが変わってしまうと『ペダルの踏み間違いが起きる』ことに気づきました。
運転者が乗車してから降車するまでのあらゆる姿勢や動作を“実際に繰り返しやってみる”ことでペダルの踏み間違いの全貌が明らかになってきました。
どのような状況のときにどのような姿勢や動作によってペダルを踏み間違えてしまうのか?なぜ、アクセルを踏み続けてしまうのか?全容を理解して頂けるように、模式図を作成しました。
当該HPの本文やYoutube(チャンネル名:ペダルの踏み間違い根絶基地局)等でも詳しく解説していきます。ペダルの踏み間違いの予防防止に役立て頂ければ幸いです。
尚、AT車のペダル様式の欠陥性に触れる情報は、訴訟、損害賠償塔の国際的な問題になる為、自動車工業界、政府およびその影響下にある機関から公表されることはありません。
(交通事故調査関連の研究機関の研究論文等で車両側の原因について明記されている文献は見当たりません。)
『アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによる事故』はAT車のペダルには相応しくない踏み間違いが起きるペダル様式が採用されていることが原因です。
この事実を理解して頂き、ペダルの踏み間違いの予防防止に役立てて頂く為に踏み間違いが起きない“欠陥のないペダル様式”として『ゴーカート式ペダル』の模式図を下記に掲載します。
ペダルの踏み間違いが起きないペダル様式とは
左足下にブレーキペダル、右足下にアクセルペダルを配置したこのペダル様式は60年以上の実績があります。
姿勢の崩れなどの運転者側の要因で『ペダルの踏み間違い』が起きることは物理的にあり得ません。
ペダルを踏み換える必要が無いのでブレーキペダルを踏み遅れることもありません。また、意識喪失時にアクセルだけを踏み込んで暴走することも制御することができます。
既存のAT車のペダル様式とは異なり、事故の引き金になる要素は全く見当たりません。
ゴーカート、レーシングカート、FIなどで採用されているこのペダル様式は安全性、操作性などすべての面で片足操作のペダル様式を凌駕しています。AT車のペダルとして最適なペダル様式です。